いぬねこ結婚式チャレンジ最終回

前回のあらすじ

本番だ!!!!!!!!!!!!!!!

1st day「明治神宮結婚式」

 本番!!お昼からの式なので、2~3時間前に明治神宮で準備に入りました。
 この日は曇り空。なんとかお天気がもってくれたらいいなあと思いつつ、参道を歩きます。
 なにやったか、順番に追っていきたいと思います。

 

○お化粧&着替え

 まずはお化粧から開始です。水化粧という、普通のファンデではない、おしろいを使ったお化粧をしてもらいます。ひんやりして気持ちいいお化粧でした。
 次はお着換え。スタッフさん2人に囲まれてなにをされているのかもわからぬまま、身体の重みが増えていきます。この時点で「あ」と思ったのですが、着物重いぞ?
 そのあと、例のヘルメット8kgかつらを被ります。ここから式終了までずーーーーーーーっと頭に8kgを乗せてます。端的に言って地獄
 あと、細かい話ですが、貴重品は金庫に入れるか、親族に預けるかなので、小さくまとめておくといいと思います。

 

○夫婦記念撮影

 明治神宮行ったことある人はわかるかもしれないんですが、社務所の裏にあるちょっとしたお庭で、二人で記念撮影です。柵が立ってて、一般参拝客は入れません。ただ、社務所の脇から見ることはできます。結果、すげーーーーーーー外国人に見られながら記念撮影をする羽目になります。
 この日はあまりお天気よくない平日、ということもあって、本当に外国人しかいなかった。

 

○参列者顔合わせ&親族紹介&署名

 お式の前に控室に通され、ここで親族紹介等々が行われます。ちょっと豪華な会議室みたいな、仰々しくはない場所。に、金屏風が立っててそこに座ります。ちょっとアンバランスでおもしろい。ここでは、お式の最中に読みあげる宣誓書に夫婦で署名をしたりもします。ここはカメラマンさんいないので、写真撮りたければカメラ用意したほうがいいですね。

 

○式本番

 ここから肩の力入りっぱなしです。そろそろ肩と首が痛くなってきました。
 雨がぱらついたりもしてたんですが、なんとか本殿の前を通る参進ができました!雨だと屋内をまわるルートになってしまうんですね。よかったよかった。

 ちなみに歩くときは着物の裾を自分で持って歩くんですが、これ持ち方にお作法があってくそ重着物を片手で支える羽目になり、かなり腕がしんどいです。しかも歩くスピードは前を歩く神職さんに合わせなければいけません。これがかなりおっそいお上品。死ぬ。もっとさっさと歩いて!という気持ちが強く出すぎて、スタッフさんにもっとゆっくり歩いてくださいって怒られました。すいません。式場について裾おろした時の解放感がすっごい。
 ちなみに当然のようにここでも外国人が遠巻きに見てます。すげー写真撮ってる音がする。後日、参進の動画を見知らぬ外国人がインスタにアップしてたって聞きました。うける。
 神道式の結婚式、お酒飲んだり巫女さんの舞を楽しんだり楽しかったですよ!!(語彙力の敗北)

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三々九度の盃

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巫女さんの舞


 これは実際体験してみてください。

 

○記念撮影

 社務所前の鳥居で夫婦でお写真撮ってもらいました。

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鳥居

 さっきの記念撮影と違うのは、一般参拝客も近づいて来れるということです。
 結果、外国人に囲まれる。
 彼らも慎み深いので、カメラマンさんより前に出てくることはありません。ただ、写真撮りたい親族たちが外国人に押されて一歩後ろにひいてしまっています。

スタッフさん「親族の方、前へどうぞー!」
親族(一歩前へ)
外国人(一歩前へ)

 お前らじゃねえわ

 そんな楽しいやりとりを挟みつつ、またさっきのお庭に戻って、親族と記念撮影です。そろそろ首が限界を訴え始めている。
 で、最後に友人たちとも記念撮影。もう腕も肩も首も限界。私に必要なのは筋肉だったのだ。
 最終的に友人たちに向かって「そろそろ肉体が限界なので早くしてくれます?!」と叫ぶ羽目になりました。くそ新婦である。
 和装の結婚式を考えている方は、半年前から筋トレすることをおすすめします。

 

○撤収

 解放!!!!!!!!!!!!
 かつらはずして着物を脱ぎました。この解放感クセになりそう。
 このあとは親族で明治神宮のレストランでお食事したりしました。そして私がへとへとだったので、お食事だけで済ませてホテルへ移動。明日の披露宴に備えます。披露宴の会場徒歩2分くらいのところにホテルとったので、寝坊も怖くないね。

 ホテルでは、とにかくストレッチをしましたね。肉体の疲労が尋常じゃなかったので。めちゃくちゃ寝るつもりだったのに、うっかりつけたNHKですげー好きな特集やってたせいで就寝時間1時間遅らせました。なにしてんだこいつ。



2nd day「レストラン披露宴」

 夜、びびるくらい雨降っていたのですが、朝には小雨になっていました。披露宴終わるころには雨やんでいたので助かりましたね。ゲストは多少濡れたと思うけど…すまぬ。

 

○お化粧&着替え

 お昼スタートなので、朝会場入りして支度に入ります。全体を通してお世話係をしてくれるスタッフさんと顔合わせをします。お作法から移動のサポートまで、本当にすべてのサポートをしてくれたので、当日はこのスタッフさんの指示を聞いてるだけでよかったので、とても助かりました。
 そして、まずはメイクさんによるマッサージからスタート。

メイクさん「なんかすごい首と肩こってる!!!!!」

 ですよね。
 むちゃくちゃ時間かけてマッサージしてもらいました。最終的に「これ以上やりたかったら鍼行って」とさじを投げられました。
 で、メイクしてもらって着替えて、旦那さんとご対面。ここまでお互い衣装知らなかったので、楽しいご対面でした。体型に合ったかっこいいスーツっていいですね。
 そしてカメラマンたちによる撮影会。いっぱい写真撮ってもらいました。一生分かわいいって言われた。
 あとは、このタイミングでいただいた電報読んだりもしてました。電報ってめちゃくちゃかわいいやつあるのね…。

 

○会場を見る

 目をつむって会場に入ります!ここまで会場装飾のイメージ図は見ていたのですが、実際に見るのは初めて。目を開けると…

 

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高砂

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ゲスト席

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高砂


私・旦那「うわーーーーーーーーーーーーーすげーーーーーーーーーーーーーーーー」

 もうちょっと語彙を増やしたいところですね。
 以前試食に来たことあるはずのレストランが全然知らない空間になっていました。これ本当にすごい。きらきらしすぎず落ち着いたノスタルジックな雰囲気醸し出しながらとってもおしゃれ。会場装飾はゲストからもかなり評価の高かった点です。ひたすら感動を声に出してスタッフさんをほめちぎる時間でした。

 

○本番

 これは細かく書いてもしょうがないかなと思うので割愛。
 とにかくゲストといっぱい喋りました。当然のようにご飯を食べる時間がなかったことだけが残念…二人でワンプレートだったのですが、なんとか食べきれたくらい。とにかく喋ってました。
 私たち夫婦は高砂のベンチに座って、ゲストが次々喋りに来てくれた感じだったのですが、もうすごい楽しかったです。ゲストの謁見システムは、遠慮しちゃって来れない人がいて不便、という意見もネット上で見ましたが、友人と親戚ばっかりの堅苦しくない小規模披露宴なら全然問題にならないかなと思います。みんなぐいぐい来ました(褒めてる)。
 会場全体が見渡せるつくりだったのもとてもよかったですね。奥の方で両家の親父がグラス片手に楽しそうに喋ってるのが見えたり、友人たちがおいしそうにご飯食べてるのが見えたり、音響として働いてくれてる先輩にからみに行く先輩が見えたり。一年経ってもキラキラしたエフェクトつきで思い出せる素敵な空間でした。
 ちなみに、1st dayに参加できていないゲストもいるので、結婚式の写真をコンビニで印刷して飾ったりもしました。2daysならでは。
 前半はとにかく楽しい感じで、後半はお色直しして手紙とかシリアスな感じにして、という感じでした。お色直しは髪型とアクセサリー、サッシュを変えただけですが。

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自慢したいだけのお色直し髪飾り


 ちなみにこの披露宴、全体的に「演劇」がテーマだったので、締めの挨拶で「アンケートはないですが、ありがとうございました」的な、舞台のカーテンコールを意識した挨拶をしたところ、  

 スタッフさんがサプライズでゲストにアンケートとってくれてました

 いやまじでびっくりしたし嬉しかった…。いただいたアンケートは大切によみました。
 ゲストを見送って終了。

 

○写真撮影

 最後に、お写真をまたいっぱい撮ってもらいました。以前書いたようにカメラマンは身内だったので、容赦のないポーズの指定が入りながらの写真撮影でした。小雨も上がって地面も乾いていたので、レストランのお庭に出て外のショットも撮ってもらったりとか。時間ギリギリまで撮ってもらいました。
 そしてPたちにお礼を言い、撤収。いやあ、ドレスは軽いなあ。



 ちなみに、二次会は全然小規模で、仕事させちゃって飲めていない音響をねぎらう会をするつもりだったのですが、意外と参加者が多くて慌ててお店確保してもらってしまったのが大変申し訳なかったです。何人か入りきらない悲劇が起きました。パーティーみたいにしなくてもいいから、お店だけ抑えておけばよかったと大変反省しております。こんな間抜けもそうそうないと思いますが、みなさんもお気をつけて。



さいごに

 というわけで、結婚式&披露宴のレポートは以上になります。約1年にわたってダラダラと書いてしまいました。その間に結婚式がままならない世の中になるとは思いませんでした。本来は結婚式をしようと思っている方の参考になれば、と思ってはじめたレポートだったのですが、もうあまり参考にはならないかもしれませんね。落ち着いたら従来の結婚式に戻るかもしれないので、その時は参考にしてください。

 どんな形であれ、やりたいように楽しく自分の結婚式ができれば、一生の思い出になります。ぜひ、楽しい結婚式をつくってみてください。身内なら呼んでね。

 最後に、披露宴で大変お世話になったプランナー会社さんのご紹介(掲載許可いただきました)。

www.crazywedding.jp

 個性的な結婚式を、比較的お安く開催することができる会社さんです。ここまで書いてきたように、スタッフさんたちが親身になって一緒に結婚式を作り上げてくれます。コロナ対策もいろいろやってるみたいなので、結婚式をお考えの方はこちらのブライダルフェアも参考にしてみてください。

ありがとうございました。